第１２回　ギース砦〜セイレム台地

ユーリにとっては悲しい再会となった後…。

ユーリの脳裏に幼少の頃の思い出がよぎる…。
ラルサにいじめられて泣いている時に、
家から出てきたソルレオンは「２人共仲直りしなさい。」となだめる。
優しく語りかけるソルレオンに、ユーリとラルサは笑顔で仲直りをする。
「ラルサもユーリも、私、本当に大好きよ！」

その母親は、マゴクによって亡骸と化した…。

怒りを憶えたのはユーリだけではない、ラルサもそうだった。
「くそっ、人間共め…。俺は人間を許せない。
　このガイアで世界を変えてやる！」
そうユーリに言い残し、その場を去っていった。

そこから奥にはゴズキが待ち構えていた。

※もしここでエサウの故郷にいる魔獣に連絡を取っていれば、
　前回同様、エサウが戦闘に加わってくれます。
　ただ、逆に足を引っ張られているような気もしないことはないですが…。

ゴズキを倒したあとにはグランマム、その横にはメドクが逃げる直前だった。
「私が逃げる間に時間を稼げ！」
そう言うと横のグランマムに骨を入れ、メズキを造りあげる。
ユーリ達がメズキとの戦いに手こずっている間に、メドクは逃げ去って行く。

出口付近では、変装がバレた為に捕まったあのスパイが待っていた。
そのスパイはこれからゴクに戻り、「闘技大会」に出場すると意気込む。
何故この２人が闘技大会に出場しようとしているのか、それには訳があり、
メドクはグランマムで造ったオニを闘技大会に参加させていたと言う。
そのスパイはゴクに向かってその大会に参加しに行くという。
ユーリ達も闘技大会の情報を得る為、ゴクへと一旦戻る。

※スパイが捕らえられていた部屋には魔獣の卵がおいてあり、
　それを戦闘によって孵化させると、チビリュウが誕生します。
　このチビリュウがヒュパティアの王が言っていたドラゴンなのだろうか…？
　とにかくこのチビリュウによって戦力が大きく上がります。
　そして２度目のプレイで気になったのが、このギース砦でのオニ属性魔獣との戦闘。
　バグかどうかは定かではないのですが、戦闘終了後の獲得マッカが異常なぐらいに高いです。
　ただし、ゴズキ・メズキとの戦闘終了後にはオニ達が出現しなくなってしまいますので、
　恨み辛みを込めて、オニ退治を行い、マッカを気が済むまで奪いまくってやるべきです。

船着場からユーリ達はゴクへと向かう。

ゴクの街

すると先に出会ったメディアがここに来ていた。
「ユーリ、私ね、ここでラルサと会うって約束しているの。きっと来てくれるわ！
　ラルサがここに来たらもう一度皆で集まりましょ！」と待ち焦がれている様子のメディア。
しかしラルサは先の出来事でどこかへ去ったまま…、戻ってくるだろうか…。
その近くではガンズーが兵士達と話しこんでいた。
それまでガンズーはマゴクに対して何かと不平を漏らしていたが、
マゴクを抜け出して新しい国を造ろうという行動を取ろうと画策していた。
また宿屋では、魔獣顔負けのゴツイ男に例えられたゾディアと、
ハーピのように可愛い女の子と例えられたクラウ２人が
ゴクから海を挟み、南にあるエリドゥへ向かったという情報も手に入るが、
まずはスパイ達が語っていた闘技大会を優先に行動する事に。

船着場近くにある一軒家では、
先に聞いた闘技大会の受付を行っていた。
受付で証明書を貰い、北のセイレム台地へ向かうように言われる。
しかしその家の近くにいる女性はこんな事を言う。
「その闘技大会に出場した者で帰って来た者はいない。」と。

セイレム台地の闘技大会が行われているはずの場所、
しかしそこには怪我人と死人が転がるおぞましい光景があった…。
「助けてくれ…見た事も無い魔獣が襲ってくる…。」
「騙された…ここには闘技大会なんて無い…。」
その通り、この場にもマゴク国王とメドクの姿があった。
慌てふためく王の横で、メドクはシュラギをユーリ達と戦わせる。

難なく倒し終えると、メドクは「役立たずが！」と癇癪を立て、王と共に去って行く。
闘技場では、あのスパイもオニ達に倒されていた。
「オニは確実に強くなっている、誰かがメドクを止めないと…。」
オニに倒されたスパイ２人組は、先を案じながら息を引き取った。

セイレム台地を後にし、ゴクへ戻ると、
エリドゥの南にある村の住民が突然いなくなったという情報が入る。
ユーリ達はゴクから船に乗り、エリドゥへと向かう。

２００２年　５月　９日　作成　　　
２００７年１０月１９日　再編