第1回 ラストバイブル2のストーリー

ラストバイブル2はどのような始まり方なのか?


太陽系第5惑星…、
住民達の一部は方舟に乗ってこの星を脱出し、太陽系第3惑星「テラ」を目指した。
しかしテラには既に魔獣が住みついていた為、人間と魔獣の長い戦いが始まった。
この戦いで第5惑星の住民達の先頭に立ったガイアマイスター達により、
魔獣達は次々を倒され、ガイアマイスター達に滅ぼされかけていた。
しかしその時に魔獣王「グライアス」が現れ、戦いは互角に持ちこみ時が過ぎて行った。

それから2000年の月日が流れた…。
テラでは人間と魔獣が共存する社会が出来ていた。
その時にブルトン島から山積みにされた古い書物が発見された。
ブルトン島のメドクという隠者がその内の一冊を手にし、
バンゴア大陸にあるマゴク王国の王のもとに現れ、こう告げた。

「王よ、今夜一人の赤子がこの街で生まれます。」
王はそれはめでたい事だと気に止めていない様子だった。
しかし隠者の次の言葉で一変した。
「その赤子はかつて2000年もの昔、我々人間と争った
 魔獣王グライアスの生まれ変わりなのです。
 予言書に、そう記されているのです…。」
隠者が立ち去った後、王は兵士にある命令を下した。

「この街で今夜生まれた全ての赤子を殺せ…。」

…ほとんど攻略本からの抜粋、自分の能力の無さを恨みたい…。(泣)

――それから15年が経過、とある小さな森の中。
魔獣ソルレオンに育てられた主人公ユーリ、
そのソルレオンの子供でもある二匹のソルレオン(ケルベロス、オルトロス)、
そしてユーリの小さい頃から一緒に見守ってきている妖精達…、
彼らも人間と魔獣が共存する社会で暮らしていた。

ある日、幼なじみのラルサがユーリの住んでいる森に来ていたらしいが、
帰ってしまったので、ユーリが改めてラルサが住むアインの村へと行くことに。
ソルレオンは、「お腹が減っているなら、洞窟の中にあるマッカを持ってマナでも買っておいで」と言い、
ユーリを洞窟の中まで誘い、中にあるアイテム、マッカをユーリに持たせる。

皮の服、サーベル、100マッカを持って、身支度を整えて洞窟から出ると、
ケルベロス、オルトロスからは「兄ちゃんだけずるい!」「贔屓だ!」と非難轟々?
羨ましがる2匹を背中を向け、ユーリは森を出てアインの村へと出発する。

そう、この後に起きる事件など、知らないまま…。

※このユーリの森には回復の泉がありますので、
 最初は周辺で修行をしつつ、回復をしてからアインに向かうのがいいでしょう。
 ちょっとレベルが上がったら仲魔にするも良し、阿修羅の如くバッサバッサと切り倒すもよし。
 下手をしたら、ドルミンを使う魔獣も居るので、レベルが低いうちは気をつけて戦いましょう。
 序盤は、簡単にレベルが上がっていくので、HPを上げたいならば、体力メーターをアップしていきましょう。
 (体力メーター=レベルアップ時の最大HP増加量の為)


〜前作・1と違う場所は?〜

今回プレイしてみて前作と違う部分をピックアップしてみました。

・会話がリアルタイムになった
  前作は5つの選択肢をはい、いいえだけを選んで理不尽に決まっていましたが(笑)、
  2では次回作3の若干劣るぐらいの会話システムになりました。
  仲魔になる確率も1から比べて大幅にアップしています。
  それでも正しそうな選択肢を選んでも、会話が何故か終わってしまう場合もあります。
  選択肢に迷っていると、「何故黙っている?」と気まずい空気も流れるので、気をつけましょう。
  但し、選択肢によっては何も選ばないという形が正解という場合もあります。

・月齢表示が付いた
  メガテンシリーズといえば月齢表示が無くてはならないもの。
  前作はその月齢表示がありませんでしたが、今作から付いています。
  勿論いつも通りの満月ならば魔獣とは交渉不能になります。
  それに伴い、合体の法則も大幅に変更されていますが、
  管理人はあくまでも「素人目線」なので、考えたり編集する予定はありません。(笑)
  なお、室内にいる場合は月齢が変化しない為、それをあえて利用するのも手です。
  (例:ムーンライト、満月になると魔獣達が強くなる等)

・仲魔のアイテム所持が可能に
  前作は仲魔のアイテム所持が不可能でしたが、
  今作から人間キャラと同じく最大8つまでの所持が可能になりました。
  しかし重要アイテムを渡す事は出来ません。
  それと同じく、仲魔の装備も可能になります。
  前作は魔獣の強さがあてにならなかった分、これは助かります。
  ただ、レベルアップは相変わらずしないので、その辺りはちょっと微妙かもしれません。

・たまご
  これは3でもありました、魔獣のたまごです。
  パーティーにいれて、敵の攻撃から守るとたまごのHPが回復していきます。
  そしてHPが満タンになったら孵化して魔獣が現れます。
  ただし、魔法攻撃の場合は守っていてもたまごにダメージが丸々来る為、
  魔法を使ってくる魔獣が現れた場合は元に戻すなどの対処を計りましょう。

・ミューテーション
  メガテンの悪魔合体には付き物でもある、この合体事故。
  このラストバイブル2では、10%の確率で合体事故が発生し、種族・ミュートが出現します。
  一見「ラッキー」と思えるミュート種族も、進むに連れて多少厄介になってきます。
  というのも、合体できるのがミュート同士と限られてしまう為、ほぼ合体不可能であり、
  悪魔を預かってくれる施設が無い為(養成所に限れば2ヶ所あり)、悪い言い方をすると「邪魔」です。
  たまごから孵る魔獣は合体すら出来ない魔獣(例:ちびりゅう)も存在します。
  但し、強制的にストックされている訳ではないので、別れる事は可能となっています。
  忠実に強制加入キャラを最後まで連れて行くか、我が道を行くかは、自由です。


システム面などに関しては、とりあえずはここまでです。。  

2002年 3月30日 作成   
2007年10月21日 再編   

 

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