第92回 落書きの軌跡・特別編
つべ:皆さんこんにちは、つべ独論会2です。
今回は掲示板などにも薄っすらと書いてありました通り、
落書きの軌跡にて紹介してありました、「旅々物語」という作品をご紹介したいと思います。
シャ:本来、こんな作品は公の場にさらすのはあまりにもおかしい事なのですが、
管理人のネタ切れという事で、どうかご容赦ください。
つべ:それはいいとして、早速進めていきましょう。
そもそも「旅々物語」とは一体どんな作品だったのかを説明しなくてはいけません。
まずは日記にて紹介しておりました、表紙イラストから説明させていただきます。
シャ:相変わらず、ふざけたイラストです。 つべ:これを作成したのが平成6年の7月、 遡る事10年前なので、仕方がないですね。(笑) で、これは「大津波」を現しています。 シャ:躍動感は微塵も感じませんねぇ。 つべ:舞台は1742年、ウェルズという小さな村、 その年に突然大津波が村を襲いました。 津波によって、死者は600人を超えました。 シャ:その直後にその知らせを知った1人の青年、 それがこの話の主人公でもあります、 ヴィルズという青年です。 |
シャ:いきなりオチを見せますか?
つべ:最初からヘンテコリンなイラストを見せたら後が続きませんので、
まずは一昨年、2002年に描いた登場人物4人を紹介しておきましょう。
2002年の登場人物4人のイラスト
主人公:ヴィルズ 年齢:19歳ぐらい シャ:「ぐらい」って、決まってないんかい。 |
主人公:スレイザー 年齢:ヴィルズと同い年 つべ:身長190cm弱の力持ち。 |
主人公:ロベルトン 年齢:55歳ぐらい つべ:ウェルズの大津波の際に、 |
主人公:タイユード 年齢:19歳ぐらい つべ:登場初期は魔法使いという事で、 |
シャ:とりあえず、詳しい事柄に関してはまたあとでという事ですね。
つべ:はい、ちょっとややこしいストーリーになっていますので。
シャ:いや、ややこしいというよりも、「意味不明」なんですけどね。
つべ:いちいちうるさい、影夫さん。
次は、それから5年前に描いた、1997年当時のイラストです。
意外とねぇ、この97年製はまともですよ。
ちょっとまともな1997年当時
つべ:ヴィルズだけまともには見せませんが。(笑) シャ:いや、ヴィルズだけじゃないでしょ? 明らかに前2人の足がおかしくないですか!? つべ:しょうがないでしょ、97年製なんだから。 シャ:で、なんでロベルトンは居ないんですか? つべ:大して変わらないと思ったから描いてません。 シャ:酷いな。 |
つべ:さて…、真面目な話題はここまでです。
ここからは、かなり危険なイラストが目白押しとなっています。
シャ:ようやく本編が始まるんですね。(笑)
つべ:今から10年前に描かれた、20Pぐらいで未完となった「旅々物語」、
遂に10年間の沈黙を破り、ここにご開帳となります。
衝撃のイラスト@
つべ:まずはウェルズに立ち寄ったヴィルズ、
「これは酷い…噂以上だ…。」あまりにも酷い状態を目の当たりにしながら、宿屋へ。
しかし宿屋には、傷を負った住民で溢れ返っていました。
手当をしようにも薬が足らない、見かねたヴィルズは薬を買いに行く事に。
とりあえず宿屋の主人には伝えておきたいという事で…という場面です。
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つべ:顔がコマに納まっておりません!
しかもなんですか、この変な兜は。
シャ:自分で言うなっつの。(笑)
つべ:まともな人間を描いたのは、この作品が初めてだったかも…。
シャ:まだコマ振りというのが、確立していなかった時代なんですね。
衝撃のイラストA
つべ:宿屋のおっさんに事を伝えて、
ウェルズの宿屋を後にするヴィルズの後姿です。
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シャ:埴輪?
つべ:見っとも無い姿です。
背中に背負った剣、絶対プラスチック製に見えますよね。
シャ:絵も汚いけど、コマの線も汚ねぇ。(泣)
衝撃のイラストB
つべ:ウェルズをあとに、薬が売っている街を目指すヴィルズ。
生暖かい風がヴィルズにかかったその時、謎の悪魔が出現!!
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シャ:ちょ、ちょっと待て!!(笑)
つべ:どうしました?
シャ:このシルエット、見覚えあるんですけど!?
つべ:顔が違うでしょ。
シャ:顔は違えど、スライムだ!
つべ:メガテンに出会っていたら、どろどろのスライムだったのに、残念。
ちなみに、羽みたいなのは刃が付いています。
ということで、正式名「スライムカッター」と言います。
シャ:どれだけ言っても、パクリはパクリだ。
衝撃のイラストC
つべ:何の前触れもなく登場したスライムカッターに立ち向かうヴィルズ。
その悪魔を一等両断にし、お金を獲得。やったね☆
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シャ:は〜い先生。
つべ:はい影夫くん、どんと来なさい。
シャ:20$の貨幣は浣腸ですか?
つべ:ラッキョウだと思います。
シャ:10$は良いとして、5$貨幣はビオフェルミンのロゴですか?
つべ:当時、ビオフェルミンのロゴはこれではありませんでしたので、その発言は却下。
シャ:1$のお金は…使いものにならないと思います。ゴミに見えます。
しかも、これ全部手のひらに乗っているんですよね?
つべ:1$の大きさ、畳のイグサのかけらぐらいしかないかもね。
シャ:いい加減にしろよ。
衝撃のイラストD
つべ:資金を集め、薬を売っている店を探すために船に乗ります。
悪魔を倒し続けたツケが回ってきたのか、ヴィルズの背後に矢が刺さります。
「だ、誰だ!?」
「フフフ…、我が名はファイアーバード!」
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つべ:どうしたの影夫くん、不満そうだね。
シャ:不満だね。
つべ:何が?
シャ:鳥って、弓を射る事が出来るほど器用なんでしょうかね?
つべ:悪魔ですから。
シャ:っていうか、カラスでしょ?
つべ:耳悪いのか、「ファイアーバード」だって言ってるだろ。
じゃあ、証拠見せてやるよ。
次の写真は、ピンチに陥ったヴィルズに襲いかかるファイアーバードに謎の矢が…。
それは何と、金を恵んであげた相手、ロベルトンが射た矢だったのです。
で、そのファイアーバードの写真です。
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シャ:おっさん、しばくぞ。
つべ:目も悪いのか、火吹いてるやん。
シャ:随分と毛の薄いカラスだな。
衝撃のイラストE
つべ:さぁ、いよいよクライマックスとなりました!
助けられたヴィルズは、大富豪となったロベルトンの家に。
しかも偶然にも、ロベルトンの家業は薬局だったのです。
事情を聞いたロベルトンは、早速薬を作り、その街へ向かう事を決めます。
折角なので、世の中の事をいろいろと調べたいという事で、旅に出ようという事に。
その時、店の常連さんでもあったスレイザーという青年がやってきます。
スレイザーとヴィルズは幼なじみの親友という事もあり、
今回の旅の案に賛成し、自分も行動を共にしようと決めます。
すると今度は、スレイザーにお世話になっているタイユードという青年が現れます。
彼は魔法を幾つか修得しているという事もあり、彼も旅の同行を願いました。
さぁお待たせしました、まずは1994年当時のロベルトンです。
シャ:ツッコむの疲れましたので、ご想像にお任せします。
←2002年
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←1994年
衝撃のイラストF
←2002年
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←1994年
シャ:キツイ。
つべ:厳しいのが続いてますねぇ。
で、タイユードなんですが、実は彼は元は凶悪犯なんです。
昔、夜に金持ちの家を襲撃し、強盗殺人を犯したのです。
その時の指名手配となった似顔絵がこちらです。
衝撃のイラストG
つべ:「これではバレてしまう…。」
という事で、タイユードは目を整形したりと、あの手この手で交わそうとします。
その後に、タイユードはスレイザーの家へと隠れたのです。
シャ:自首しろよ。(笑)
つべ:その変装した姿がこちらです。
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シャ:待て!!
つべ:こんなんバレバレに決まってますよね。
シャ:当たり前だ。
しかも後ろのイラストが透けている関係で、変な顔に見えるし。(笑)
衝撃のイラストH
つべ:いよいよ最後の衝撃イラストです。
旅の途中、彼は買い物で凄い無駄遣いをしてしまいます。
罰という事で、「覆面を取ってくれ」と3人から言われます。
「これに懲りて、もう悪い事はやめよう…。」
戒めを含め、タイユードは覆面を取る事にしました。
10年前に描いた当時は、かなりのイケメンに仕上げました。
シャ:あくまでも「当時」ね。(笑)
つべ:さぁ、大トリはタイユードのイケメンです!
←2002年
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1994年のイケメン
シャ:それはこっちのセリフだよ!(≧∇≦;)
終
つべ:というわけで、いかがでしたでしょうか?
シャ:いや〜、個人的には楽しめました。
つべ:自分で描いたマンガを弄ってこんな事言うのもあれですが、
今までの独論会で一番面白いと思います、今回は。(笑)
シャ:もうネタないから、これが最後になりそうですな。
つべ:また、ちょこちょこ探してみたいと思います。
2004年3月26日作成