第85回 BYどないやろう  
         BY版サイコロの旅3・完結編 〜決着(けじめ)〜@ 


 皆さんこんにちは、バックヤードどないやろうです。
 今回からはBY版サイコロの旅3、その完結編をお送りします。
 去年8月末に行われたサイコロの旅3、第12の選択のチャンスタイムで、
 振りなおしがあったにも関わらず、ゴールする事ができませんでした。
 やはり、やったからにはゴールをしなければならない…。

 時は流れて2004年の1月、
 前回参加していただいた覆面ペインタさんこと、光さんと3人で再度旅をする事を決めました。
 しかし覆面ペインタさんが乗り気でない場合はどうすれば良いのか。
 そこでつべはある事をダシにしてお誘いをかけたところ、快諾となりました。
 そのキーワードは、「タダ飯」。


2004年 1月14日 午前11時09分
三方町某所の待ち合わせ場所へ急行中

つべ:さぁて、サイコロ3完結編が始まりますね。
シャ:ですな〜。しかし、あのおじさんが居ないのですが?
つべ:はい、実はお兄さんですが、先日帰宅途中にシカがぶつかってきたそうで、
  車の左側のライトが破損してしまいましたので、その事で敦賀に行っています。(笑)
  なので、兄は父親と乗り合わせで向かったので、途中から乗せるという形になっています。
シャ:なんというか、間の悪いお兄さんですね〜。
つべ:でもイノシシでは無かったので良かったと一緒に喋ってました。
  昔、兄と乗り合わせていた時に、前を走っていた車にイノシシが突っ込んできましたからね。
シャ:乙事主は恐ろしいですな。
つべ:で、前回に引き続いて参加していただく覆面ペインタさんなのですが…。
シャ:よくOKしてくれましたね。
  普通ならば「お前らがミスしたんだから、お前らで落とし前つけんかい!」て言われるよ。(笑)
つべ:自分の会社のボーナスが年末に出た事で、
  「おごれ。」の一言がありましたので、今回の旅と一緒ならばという条件を付けて誘いました。
シャ:今回の旅のメインはなんとなく「覆面さんに飯をおごる」という形ですね。
つべ:まぁ、本当は完結編なんてしなくても良かったんですけどね。(笑)

午前11時23分 三方町某所待ち合わせ場所到着

覆ペ:今日はよろしくお願いします〜。
つべ:よろしくお願いします、また誘ってしまいまして…。
覆ペ:別にいいから、タダ飯が食えるんやから。(笑)
つべ:まずは、あのおっちゃんがいる場所まで行かないといけないものでして。

着信(きのこの唄)

つべ:っと、言っているそばからおっさんからかかってきました!
  しかし…運転中なので電話に出ることが出来ません!停まらないと…。
―路肩に停車
つべ:…はいよ〜。

兄:………。

つべ:もしもし〜???

兄:…なんやと〜!?

プー、プー…

つべ:ちょいと待てや!
覆ペ:何?何があった!?
つべ:電話に出たら向こうがいきなり「なんやと〜?」と言って切っちゃったんですよ。(笑)
  こっちが逆に聞きたいわい。
覆ペ:早速ネタが1個出来たやん、良かったな。

再度、着信(きのこの唄)

つべ:すみません、覆面さん出てもらえますか?
覆ペ:裏声使ってやろ。はい、もしもし〜☆
つべ:ウグイス嬢だ。(笑)
覆ペ:美浜のトンネルを越えたところでずっと待っているらしいで。
つべ:11時30分に到着するって言ったのに、早過ぎるじゃないか〜。(笑)

美浜町

覆ペ:トンネルを抜けた所にいるって言っていたけど。
つべ:じゃあ、外でずっと待っていたのかな?こんな寒い日に。

1月14日は全国的に寒波でした
(しかし、何故か三方町、美浜町辺りは積雪無し)

つべ:あ〜、悪い事しちゃったなぁ〜。(笑)
覆ペ:あ、あそこにいた!
つべ:あれ?おとっつぁんもずっと待ってくれていたのか?車中に居たのか。

兄と合流

兄:遅ぇんだよ〜。(笑)
つべ:知るかいや、こんなに早く帰ってくるとは思わんかったんやから。
  それよりも、さっきの電話は何や?
兄:あ〜あれか?留守電に切り替わったから「なんやと〜?」って言ったんや。
つべ:あぁそうやったんか〜、それなら納得。(笑)

目的地のイタ飯屋「パラッツォ」

兄:つべ、普通は右折してから入るんじゃないのか?
  このまま直進して曲がるとなったらしんどいぞ。
つべ:あぁ、そうだったねぇ、そうすれば良かったね。(笑)
兄:そこんところがお前はあかんのや。
つべ:じゃあ、信号が変わったら右折に切り返ればいいんでしょ?
  幸い、右折方向を行く車はいないみたいだし。
―信号変わる
つべ:はい、右折〜☆
兄:バ、バカ!後ろにバスがおるやんけ!!
つべ:あれ!?3秒前に見たらいなかったぞ。
覆ペ:あぶな〜!
兄:あ〜もう恐ろしいな、だからわしが運転代わってやるって言ったのによ。
つべ:別にいいやんか、ちゃんと駐車場に入れたんやから。
兄:そんな問題とは違うやろが!(笑)
つべ:黙らんかい!ここで喋っていたら駐車場で事故起こすわ!(笑)

パラッツォ

つべ:さてさて、何を食べましょうかねぇ?
兄:わしにもおごってくれるんやろな?
つべ:何でやねん、兄さんは自腹に決まっているだろ。
兄:なんやと〜?(笑)
つべ:3人前のスパゲティが300g…。
兄:少ないなぁ。
覆ペ:え〜?それが少ないの?
つべ:いや、我が家で食べる場合は1人300gがノルマですよ。
兄:わしは一時期、1kg分を1人で平らげましたよ。
つべ:食い過ぎ。
覆ペ:この「森の番人風スパゲティ」は美味しいって☆
つべ:しめじなどが入っているんですね、これは美味そうですねな〜。
  では、これは自分と覆面さんとで食べましょうか。
兄:「ゲーリー・グッドリッジ」やな。
つべ:それは「PRIDEの番人」だろ、しかもこの間引退したし。(笑)
 ※ゲーリー・グッドリッジ…2003年大晦日にドン・フライと対決し、有終の美を飾った格闘家。
   家族を暮らす為に引退をした。
―注文
ウェ:いらっしゃいませ、ご注文はお決まりでしょうか?
兄:え〜と、ペペロンチーノと大根サラダと、サケのカルパッチョと、カシスソーダ。
つべ:えっと、後はこの「森の番人風」とベーコンポテトピザと…。
ウェ:恐れいりますが、こちらのスパゲティは両方共3人前となっておりますが…。
兄:あ、いいです。1人で食べますので。
―ウェイトレスさん、ちょっと引く
つべ:で、あとチーズフォンデュもお願いします。

つべ:ウェイトレスさん、ビックリしてたんじゃないか?(笑)
兄:仕方ないやろ、これが普通なんやから。
つべ:しかしあれだけ注文するとこのテーブルに全部乗るかが心配だねぇ。

大根サラダ

ウェ:お待たせしました、大根サラダです。
つべ:意外と早かっ…!?( ̄□ ̄;)

 

 

つべ:これはあれかい?何分に食べるとか言うやつ?(笑)
兄:予想以上にでかいのが来たな。
―恐らく、このサラダも3人前だったのだろう。

10分後

つべ:…腹減った。(←1人だけまだ注文した物が来ていない)
兄:しかし、この絵だけ見ていると、ラーメン屋にしか見えないな。

 

兄の絵

 

 

つべ:箸を持っている時点で、イタ飯屋に見えないもの。(笑)
兄:これなんか、どう見てもラーメンのどんぶりだからねぇ。

チーズフォンデュ到着

つべ:来た来た☆念願のチーズフォンデュ。これが夢だったの。(≧∇≦)
兄:これが夢の食べ物とは、ちゃちいの〜。
覆ペ:(机の際にフォンデュを置いたら)危ないって。
つべ:だって、まだトドメにピザが来るんですから。
覆ペ:それまでにこれ(番人風)とこれ(大根サラダ)食べなあかんって。
つべ:だからお兄さんが早く「たまねぎ」を食べてくれないと。
覆ペ:「大根」やって、さっきから大根大根って言ってるやん。
兄:大根とたまねぎを間違える奴がおるかいな。
つべ:遠くから見たら似ているからね、間違えました〜、ごめんなさいねぇ。
兄:別に謝るほどの事ではないぞ、ただ呆れただけやから。
  今のお前は池袋女子高生0%よりも酷いわ。
つべ:あ〜、それを言われたらかなり屈辱的だな。(笑)
覆ペ:もうお腹張った☆
兄:折角おごってもらっているんやから、食べなさいよ。
つべ:そうですよ〜。
兄:こちとら「自腹」なんやから。(笑)
  おごってもらうのと自腹とは訳が違うんですから。

つべの実状

覆ペ:つべ君の部署では、パートさんの方が上なんやな。(笑)
つべ:そうですねぇ、Mさんがかなり腕を上げてきてますからねぇ。
兄:そこでおべんちゃらを使って楽しようと考えていますからね、コイツは。
  事実、海鮮アトムではそうなっているから。(笑)
つべ:そんな事言われたら、こっちが楽できないじゃないか。
覆ペ:(現在楽だから)仕事中に落書きしているんやろ?
兄:ホンマか!?
覆ペ:アップされている落書きは仕事中に描いたんやもんな。
兄:人として成ってないわ、お前は。
  わしが仕事中につまみ食いをするよりも性質が悪いわ。
つべ:絶対そっちの方が性質が悪いに決まっているだろ。(笑)
兄:違うわい、安全を確かめる為に、こっちは試食をしているんや。
つべ:既に店で回っていたのを食べるのを試食と言うか?
兄:そりゃあ、出してから3分しか経ってないツナを食べたりするけどな。

覆ペ:チーズフォンデュ1個頂戴〜。
つべ:あ、いいですよ。
覆ペ:食べてみたい☆

 

 

覆ペ:思ったんやけど、チーズフォンデュって1人で食べる物?
つべ:本当はここにフォークがちゃんと3つあるんですけどね。
  お兄さんの場合は一緒にある「ヘラ」で食べてもらいますけどね。
兄:わしは「箸」で食う。
覆ペ:じゃがいもや温野菜で食べたりせんの?
つべ:我が家はそんなにハイカラな家ではありませんので。

覆ペ:うま!うま!うま!

つべ:こんなに美味いのを食べようとしないお兄さんが可哀相。
兄:チーズフォンデュからオイルフォンデュにしてやる。
つべ:なんだそりゃ?
兄:簡単に言えば「天ぷら」になるんやな。(笑)
覆ペ:あ〜、それもいいかもしれんな〜☆
兄:串カツみたいにして、サンシャインの真似をすると。(キン肉マン2世より)
  キャベツも食べて「誰が考えたかは知らねぇが大した知恵だぜ」とか言いながら。

兄:さすがに腹が張ってきたな…。
つべ:この後にピザも来るしなぁ…。(笑)
覆ペ:お持ち帰りが出来たらいいのにな。
  美味しかった、タダ飯はやっぱり最高やな☆

急展開

ウェ:失礼します、ピザのご注文をいただきましたが、
  まだ時間が掛かりますが、お持ちしてもよろしいでしょうか?
つべ:あら?…どうしましょうお兄さん。
兄:わしに聞くな。
つべ:では…まだ焼いてはいないんでしょうか?
ウェ:はい、まだ焼いてはいないのですが。
つべ:ではキャンセルにしてもらってもよろしいでしょうか?
ウェ:では、ピザの方はキャンセルにさせていただきます。
  …お腹いっぱいになられているようですが、大丈夫ですか?
兄:はい、大丈夫です☆
―見透かされていたようだった

つべ:ピザがキャンセルになって良かったですな。
覆ペ:でもデザートは食べたかったなぁ…。
兄:全く、己の限界も考えずにピザなんか注文するからよ〜。
つべ:キャンセルになったんやからいいだろ!(笑)
覆ペ:今度家族連れで来た時に食べたら?
兄:家族連れ…それは無理ですわ。あのアホな弟が。
つべ:いや、でも社長ならばイタ飯は大丈夫なんじゃないか?
兄:あかん、あいつには変なこだわりがあるからね。
  ミートソースでもマ・マーじゃないと食わんからな。
  キューピーとか、シェリー酒入りだと絶対食わんから、社長は。

復活

覆ペ:このフォンデュ、食べてもいい?
つべ:えぇ、全然大丈夫ですよ。
覆ペ:あ、刺すのに失敗した…。
兄:ヘタクソ☆
つべ:…そんな事言っていいのかい?
覆ペ:あぁ私はヘタクソや、何が悪いんや?(怒)
つべ:代表を怒らせるとは不届きな。
兄:わし、今日は黒装束やもん。(笑)
  今日は誰も護衛がいないから不安やな。
覆ペ:っていうか、まだ「代表」なん、私。
  未だにこれに関した話題喋っているの、私達だけと違う?(笑)

 

兄:ちゃんとイタ飯屋にいるという証拠を残しておこう。

つべ:証拠になるのか、これ?(笑)

 

つづく


シャ:あれ?終わりですか?(笑)
つべ:はい、今回はトークだけとなってしまいました。
シャ:でもこれは「サイコロの旅」ですよね?
つべ:分かってる、自分も反省してます。
  という事で、次回から本当に旅の再開となります。


2004年2月5日作成  

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