第60回 BYどやろ  琵琶湖完全走破170kmB


 皆さんこんばんは、BYどやろの時間です。
 道というのは、必ずどこかへと通じています。
 目的地へと向かう道、目的地とは全く違う道、
 皆さんも、一度は道を間違えてしまった事はあると思います。
 しかしそれは、事前に準備を怠っていなければ未然に防ぐ事ができるのです。
 そうです、つまり今回この男は道を誤ってしまうのです。


2003年 6月 4日 午前11時40分
滋賀県志賀町

つべ:…今のはちょっとヤバかったんじゃないか?
シャ:かなりヤバいかも。
つべ:え〜、ひょっとしたら速度監視機にやられたかもしれません。
  それだけ飛ばしていたとは、個人的には思っていないんですけど、
  ひょっとしたら70km/hぐらいは出ていたかもしれません…。(><)
シャ:それにしてもこの辺りには監視機が多いねぇ。
※結局、何事もありませんでした。

まもなく大津市

つべ:現在、正午を回りまして12:03、大津市へと入りました☆
シャ:お、あそこにでっかい観覧車が見えてますね。
つべ:あれはもしかして…「びわ湖タワー」の観覧車ではないかな?
  やっとびわ湖タワーまで来る事が出来ましたね〜。

 

 

12:09 道の駅・びわ湖大橋米プラザ

 

 

シャ:やっぱり、びわ湖タワーは潰れていたんですね。
つべ:う〜ん、思い出の地なので残念ですなぁ。
  でも観覧車とかだけはまだ処理されず残っているみたいですね。
  もしまだ開いていたならば遊んでいたんだけどねぇ。

今後の道程

つべ:さて、これからが今回の旅の峠ですね。(笑)
シャ:そうですね、我々はいよいよ国道1号線に乗らなければなりません。
つべ:本来ならば近くの「びわ湖大橋」を200円で通ってもいいのですが、
  それでは琵琶湖一周とは言えないですからね。
シャ:そこをショートカットするだけで20kmも距離が変わりますからね。
つべ:地図で確認をすれば、このまま国道1号線まで進んで、
  1号線を左折すれば草津市に入り、県道559号線に乗って、
  それから「さざなみ街道」をずっとひた走るという形ですね。
シャ:国道1号線、名前だけでもかなりのプレッシャーだねぇ。(^^;)

比叡山

シャ:比叡山、ここからあと17km…。
つべ:あぁ、そういえばこの辺りに比叡山があるんだ。
シャ:となると、京都府にも入ってしまう事もあるんじゃないかなぁ?
  折角だから、寄り道して京都府も占領してみますか?(笑)
つべ:そうだねぇ、バックヤードが京都までも占領するのもまた面白いかな☆
  でも、自分は比叡山で出家するつもりは無いよ。(笑)
  京都に入ってもすぐに出てくるからね。

ヤツ、現る

つべ:出ました…、またカーキャリアの登場です。(苦笑)
シャ:我々の旅には必ず出てきますね〜。
つべ:またしても、今後の旅を暗示しているかのような…。
  折角なので、信号待ちの時に写真で収めておきましょう。

 

 

シャ:おっさん、指被ってる。(笑)

大津市中心部

 

 

つべ:12:46、いよいよ中心部に入りました。
シャ:何だか街並みは福井市内とあまり変わりないですね。
つべ:道路もちゃんと3車線で、路面電車もあるしねぇ…。
  冷房が入っているからという事もあるんですけど、
  この光景を見ると、冷房が無くても背筋が寒くなってきますね。(^^;)

12:50

シャ:さぁ、いよいよ国道1号線の看板が出てきましたね☆
つべ:でもねぇ、なんで左行きと直線と別れているの?
シャ:左に行ったら大津市内がそのまま続くんじゃないのか?
つべ:よし、それじゃあこのまま真っ直ぐ進みますか。

 

この旅、最大の山場

 

つべ:…何だかこの道、おかしくないかい?
シャ:全然滋賀県内の案内標識が出てこないねぇ…。
つべ:もしかして、これ間違ってないかい?
  まぁ、間違っていると気が付いたら退き返しましょう。

 

市内はそんなに甘くない

 

シャ:何だかビルとかが多くなってきたねぇ。
つべ:う〜ん、やっぱり何かおかしいかも。

 

―左をフッと見てみる

 

 

京都市
山科区

 

 

 

 

 

(; ̄◇ ̄)(; ̄△ ̄)

 

バックヤード、京都進出

 

つべ:大変な事になってしまいました…。
シャ:我々は完璧に道を間違ってしまいましたねぇ。
つべ:どこで間違えたかさっぱり分かりません…。

 

さっきだよ

 

つべ:案内標識がややこしいからなぁ…。

 

普通左に曲がるだろ

 

シャ:だめだ…とにかく大津市へ戻る道を探さないと。
  一番ここが心配だったんだよなぁ…。

13:14 とにかく進む

つべ:おい、何で大阪とかの看板しか出てこないんだ!?
  いい加減に大津市の看板出てこいよ〜!
シャ:とにかく、この京都市内は危険だから逃げよう。
つべ:どうする?「宇治」って書いてある所に逃げるのか?
  奈良に行ったらさらにヤバイ事になるんじゃないのか?
シャ:これ…本当に帰れるのかが心配になってきたな…。
つべ:やだよもぉ…、高速乗って棄権したいよ。(苦笑)

13:18 最後の作戦

つべ:よし、こうなったらとにかく右に右に曲がろう。
  そうすればきっと滋賀県の方向に進むだろう。
シャ:丁度道が渋滞しているから考える時間が出きるな。

13:38

つべ:助かりました、なんとか大津市の看板が出てきました。
  これで何とか無事に京都市内を脱出できそうです☆
シャ:しかし、ここ道が狭いですな、大丈夫かこれ?
つべ:あれ?向こうからバス来ているけど、大丈夫か…?
シャ:ギリギリじゃないか?とりあえず左に寄ってだな。

ゴンッ

つべ:あれ?…あああああ!!(; ̄□ ̄)
シャ:左の…サイドミラーが…、壊れた…!(笑)
つべ:電柱にぶつかった…、細過ぎるんだよー!
シャ:これ…無理矢理戻す事できないのかい?
つべ:どうだろう?とりあえず無理矢理スイッチで戻してみよう。

 

カン、カン、ガキッ!

 

つべ:…あ、元に戻った、あ〜良かった。
シャ:何事も無かったのようだ。(笑)

 

つづく

 


2003年 6月19日作成  

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