第50回 BYなじょだべ  福井県35市町村完全走破D


シャ:皆さんこんばんは、BYなじょだべの時間です。
  今回でこの独論会2が50回目を迎える事になりました。
  しかし特別な企画も無いまま、今回も福井県完全走破をお送りします。
  今回はその第5回目です。


2003年 4月 2日 午後2時55分
福井県河野村・道の駅駐車場

つべ:今庄町に当たった事により続行になりますな。(笑)
  しかし当たったんですけど、これどうやって行くべきかだねぇ…。

 ここで説明しよう。
 何故にここで行き先に四苦八苦しているのか?
 それは山間部だからこその地形の為の道だからであろう。

 まずは1番の「敦賀市に戻って国道476号線に乗って今庄町ルート」、
 これは残念な事に途中で道が途切れてしまっている為不可能。
 次に2番の「河野村の国道305号線に乗って今庄町ルート」、
 これも1番と同じように道が途切れてしまっている為不可能。
 すると国道による近道が残っていない為に3番と4番の大回りルートになってしまう。
 しかし現在の時刻は3時前、とてもそんな悠長に走っている時間ではない。
 ましてや、3番は滋賀県、4番は通ったばかりの道を引き返さなければならない。
 ならば高速道路に乗ればいとも簡単に今庄町へ入る事ができるのだが、
 ただのネット小企画に高速料金は払えない、親兄弟に怒られてしまう。

 ならば他に道は無いのか、ちゃんとあったのである。

 それがこの5番のルート、「県道204号線による今庄町進入ルート」である。
 県道と名打っているならば、ちゃんと通れる事だろう。
 と、思っていたが、この後2人はこの204号線には驚いてしまう。

シャ:じゃあ、このまま敦賀市に入って、すぐにその県道204号線に乗ると。
つべ:まぁ、行った事無いからどんな道か分からないからドキドキものだね。

敦賀市

シャ:あ、そこに204号線の看板が出てるな。
つべ:あいよ。…あ、そんなに狭くはないんじゃないの?
シャ:そうだねぇ、もっと狭いかと思っていたけど。

しかし

つべ:あ〜、やっぱりだんだんと狭くなってきたぞ〜。
シャ:しかし今回は本当に山道ばっかりだな。
つべ:近道ばっかりしようとするとこんな目にあっちゃうんだな。(笑)

トンネル

つべ:うわぁ、霧がトンネルの中にも入っていて全然見えん…。
シャ:しかもこのトンネル、手掘りで造ってあるしね。
つべ:自分の住んでいる地区もこんなトンネルなのであんまり珍しくないけどね。
  トンネルじゃなくて「坑道」って書いてあるし、
  橙色の蛍光灯じゃなくて、普通の昼白色の蛍光灯が付けてあるし。
シャ:飛ばせるに飛ばせないな、これじゃあ。
―先に進む
つべ:お!?信号機が見えてきた!国道とかが見えてきたのかな?
シャ:う〜ん…いや、またトンネルが続いているみたいだけども…、
  「待ち時間3分」って書いてあるぞ。(笑)
つべ:じゃあ、このトンネルはもっと長いって事かい。
  ついさっき1台、車とすれ違ったから無視する事も出来ないしなぁ…。
シャ:じゃあここはじっと待つしかないんだね。
つべ:これさぁ、エンジン切っていてもいいんじゃないかな?(笑)
―3分後
シャ:よっしゃ、変わったぞ☆
つべ:何だか、これじゃあタイムアタックみたいだな。(^^;)
―通過
シャ:このトンネルが終わったら、今庄じゃなかった?
つべ:そうだったかなぁ、地図帳で調べてみよう。
  …あ、やっぱりここはもう今庄町に入っているみたいですな☆

 

今庄町

つべ:時間は午後3時25分、今庄町に到着しました。
シャ:まさかこんな道だったとは思いませんでしたね。
つべ:そして今一番心配しているのが、ガソリンなんですよ。
  あと走れても3,40kmぐらいしか走行できないぐらいです。
シャ:サイフの中身はどれくらい残っているの?
つべ:銀行のカードにはまだ幾らか残っているんですけど、
  現金はあと3000円なので、スタンドでは3000円分だけだねぇ。
  とりあえず今庄の中心部で補給しないとマズイです。

そして

つべ:これね、先の河野村でも言っていたんですけど、
  もしここで嶺北地方が当たってしまったらここで終了します。(笑)
シャ:本当ならば河野村で終わっていたはずなんだけどねぇ。
つべ:でねぇ、自分は孤独が好きだと言っていたけど、
  いざ今のような道を走っていると孤独を感じて淋しくなったね。
  こんなところで事故やトラブルが起きて、JAFが来てくれるのかなぁって。
  携帯のアンテナもギリギリ立っているから電話が繋がるのかも心配だし。
  今回は誰もいないから、自分1人の旅だからかなり淋しいね。
シャ:トークも本当は独り言ばっかり言っているようなものだし。(笑)
つべ:そうだよ、わざわざラジカセに声を吹き込んでいるこの悲しさったら…。

  第6の選択  
 
今庄編

つべ:さぁ、行きましょうか〜。
  嶺南に当たっても企画終了になっちゃうからね。(笑)
  では次の行き先は…これです!

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

つべ:…ん、「美山町」(みやまちょう)?

 

 

つべ:おーい!また池田町通るのか〜!?( ̄□ ̄;)
  もうあそこイヤなんだよ、本当に…。
シャ:でも当たってしまったからには行かないと…。
つべ:しかもそれだけ遠いって事もないしねぇ、続行だね。(笑)
  そしてガソリンスタンドを探しましょう。

進む

つべ:おお〜、民家がある〜!!久しぶりだ〜!(T∇T)
シャ:と言っても、たった30分間の間だけだったんだけど。
つべ:いやぁ、何だかとっても嬉しいね。(笑)
  あ〜、「今庄365スキー場」だって、また懐かしいねぇ☆
  ここでよく小学校の時に研修に来てたなぁ。
―ガソリンスタンドで補給

シャ:さて、どんな道程で行きましょうか?
つべ:今見てみると、別に池田町は通らなくても大丈夫みたいですね。
  今回はそのルートでは無く、国道365号線→8号線に乗って、
  南条町→武生市→鯖江市→福井市と行ってから美山町へ行く事にします。
シャ:また脱出不可能になるよりも国道を通ると。
つべ:まぁ、早く言えばそうかな。(笑)

南条町

シャ:難無く、南条町に入れました。(^^;)
つべ:しかし今通っている場所が「関ヶ鼻」って場所なんだけど、
  これは本当に真面目に考えたのか疑問に思う地名だな。(笑)
  何だか「関ヶ原」のパクリっぽく響いてしまうんですよね…。

武生市

つべ:ん?ブッハハハ…!!(≧∇≦)
シャ:た、確かに今変なのを見ましたね…。(笑)
つべ:今、写真を撮れなかったのが非常に残念です。
  妙に細長いドラえもんの看板がそこに立っていました。
  いやぁ、これは是非とも兄に見せたかったですなぁ☆
  これは帰ったらビットマップで再現してみようかな?

 

 

 

 

つづく

 


シャ:今回の旅で一番反省しなければならない事、
  それは数多くのシャッターチャンスを見逃してしまった事でした。
  特に、今回の細長いドラえもんは必ず撮っておかなければならないものでした。
  この後、きっと新たに旅をする際に訪れる事になるでしょう。
  福井県35市町村完全走破の旅、長々とお送りしてきました。
  次回、いよいよ最終回の予定となっています。


2003年 5月15日作成  

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