第10回 BYどうでしょう(?) その3
今回の旅をしたのは6月21日の金曜日。
記憶力が悪い分、早くしないと記憶がすっ飛んでしまいそうです。(笑)
楽しい旅(?)を計画していた兄弟に振りかかった敵でもあるマシン・オービス。
折角の明るい雰囲気が台無しになってしまいました。
この後、兄はボジティブに運転をする事が出きるのでしょうか?
自分はただただ、それが心配で助手席でそわそわしていました。(^^;)
午後0時55分 武生市→福井市
兄:「あ〜、あかんわ…。(苦笑)」
つべ:「大丈夫大丈夫、もうヤケになって行けばええやん☆
…やられてないからそう言った事を軽く言えるんだけどな。(笑)」
兄:「まぁな〜、もうええか。」
――とりあえず、尾を引きながら美術館を目指す。
――車中では気を取りなおして、また高校の時の話のネタに。
つべ:「兄ちゃんの時代のボート部は面白かったんだな。」
兄:「もう凄かったぞ、ゲームでも罰ゲームとかしたしな。」
1コ上の先輩に宇…(伏せ)さんって人が居たんだけど、
あるゲームの罰ゲームでその宇…さんの前で
『すいません、罰ゲームなんで許してください、よ、うっちゃん!!(←あいさつ)』
って挨拶したら『コラ、つべ兄!』と笑ってシバかれたからな。(笑)」
つべ:「いいなぁ、楽しくて。美術部はそんな事無かったしなぁ。」
兄:「あと、わしは部では一番顧問のモノマネが上手かったからな、
部室で顧問のジャンパーを着てモノマネしてたら、
車に乗ってその顧問が部室に向かってきていたしな。」
つべ:「やりたい放題やな。(笑)」
※その顧問は数年前、県教育委員会の担当になった為、異動しました。
そんな話をしている中、時刻は1時を回ってしまいました。
午後1時10分 福井市
――ようやく美術館の場所まで近づく。
つべ:「ここを右に曲がれば到着ですよ〜。」
兄:「あ、あそこに警察署があるぞ。腹立ってきた。」
――兄弟仲良くブーイングをする。(後で知らねーぞ。^^;)
午後1時15分 福井県立美術館
兄:「さぁさぁさぁ着きましたよ〜。」
つべ:「それにしても…不似合いですね〜!(笑)」
――そう話ながら入り口に入っていく二人。
その直後、兄は立ち尽し、弟は軽く屈んでしまった。
何故ならば、先程車中で話していた元ボート部の顧問がいたからである。
つべ:「あ…。(・ ・;)」
元顧問:「おー、つべ兄君、久しぶりやな〜!」
――何たる偶然、一瞬にして凍り付く二人、悪い事はしていないのに何故?
兄:「どうして先生がここにいるんですか?」
元顧問:「いや、教育委員会の仕事でな。」
――話し終わった後、何故かしばらく元顧問の間を取って移動する。
兄:「…本日のケーキ、300円。」
つべ:「え?何???」
兄:「あそこ、ケーキとか食えるみたいですよ。」
つべ:「何言ってるの、ダメだよ!!(笑)」
兄:「でもオレンジジュースもあるし…。」
つべ:「(ちょっと心が揺れ動く)…いや、ダメだ。
ケーキ1コ300円、ジュース1つも300円だなんて、高いよ〜!」
――結局誘惑には負けず、展示室内へと向かう。
マロンケーキは食べてみたかったけど。
展示室内
兄:「この作品は細かいなぁ〜。写真みたいだな。」
つべ:「なぁ、とても真似できないな。」
――途中、日本絵のような作品の前で立ち止まる兄、興味あるのか!?(笑)
それから知ったかぶりして唸りながら作品を見ていく二人。
兄:「なぁつべ、リトグラフって何じゃ?」
つべ:「さぁ?」(←元美術部員)
兄:「お前は何をしに部活に行っていたんや!(笑)」
つべ:「(トリグラフが頭をよぎってしまった。※破壊神トリグラフの事)」
お土産コーナー
――兄がクリアファイルとミニ手帳を購入。
つべは何も買わずに退館。何をしに来たんだ!
2002年 6月27日作成